はいもしもし儚き命です!

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主に感想・考察・レビューを綴る徒然なる雑記

乾燥対策してないの?ノドぶっ死ぬけど大丈夫?気管支炎とその対策

「なんか乾燥してんなぁ。ノド、違和感あるなぁ」

その程度の認識で特に対策をしていなかった昨年。

ノドが痛み始め、咳が止まらなくなり、声も出なくなった辺りで流石にヤバいと感じ病院に行ったら気管支炎になってた。

更にはそのまま悪化すると肺炎になると言われた。

 

乾燥の季節。

唇や肌が荒れるのを防ぐためリップクリームなどの保湿クリームを使用する人も多いだろう。

それと同様、ノドのケアもとても大事である。

とにかく言いたいのは

乾燥ヤバい

油断してるとまじヤバい

 

というわけで乾燥ヤバいノドヤバいって話とその対策を書いていきます。

 

 

気管支炎で死ぬかと思った話

きっかけは乾燥、ノドの違和

カラダは頑丈なほうで、今までも多少体調崩す程度なら気にしていなかった。

部屋が乾燥し始め、ノドに違和感が生じ始めたときも

「乾燥してるなぁ。ノド、乾くなぁ」

と、高をくくっていた。のど飴なめずに乾燥なめてた。

 

仕事で忙しい時期だったこともあり、ノドが痛み始め咳が出るようになっても

「仕事落ち着いた頃、まだ咳出てるようだったら病院行くか」

と、油断していた。のど飴なめ始めてたが咳もなめてた。

 

されど咳は出続ける

咳が出始めて1週間、治るどころか悪化の一途。というのも、

咳が出る

気管支にダメージが与えられる

咳が出やすくなる

気管支にダメージが(以下略

という絵に描いたような悪循環が起こって、ずっと咳のターンになるのが原因らしい。

無限ループこわい

 

声出すつらい、声出ないもっとつらい

この頃になるともう声を出すのも辛いというか「会話ってこんなにノド酷使してんだな」とか謎の感動を覚えたりしていた。

とはいえ社畜なので仕事で声を出さざるを得ない場面もあり、最低限ながら振り絞っていたある残業時間。

同僚と会話中、突如かすれ声すら出なくなった。

「あっ」と思い筆談に切り替えて話を続けたあのときは生きてきた中で最凶にクールって感じだったけど、会話終わったあとはさすがにヤバいと思い帰宅。

一時的なもので時間が経てば回復したけど、わりと焦った

 

咳がずっと起きてて寝かせてくれない

帰宅。

「とりあえず明日、朝起きて奇跡的に治ってたりしなければ病院行こう」と思い床につく。

が、寝れない。

エディ・マーフィかよってぐらいまくし立てるマシンガン咳で寝れない。

 

寝る姿勢になるとより一層咳が出やすくなるとかいう悪魔のような特性が最もつらかった。

原因としては

  • 夜、気温が下がることによる温度変化
  • 気管が圧迫されたり、鼻の分泌物がノドに流れ込んで刺激される
  • 寝具のホコリやダニ

などなど、様々な原因が重なり寝ようとするもとにかく咳が止まらない。

ロマンティックが止まっても、ロックンロールが鳴り止んでも、咳は止まらない。

 

調べると、上半身を少し起こすようにすると楽になるということでクッション挟んだりして傾斜付けたりしたけど効果出ず。

いろいろ試行錯誤した結果、布団重ねて壁にもたれかかるように座っているのが一番マシということに落ち着いた。

「座って寝るとか武士かな?」って思った。

「SAMURAI DEEPER KYOかな?」って思った。

それでも咳の波は押し寄せてくるので、水分取ったり風呂場で深呼吸したり(湿度が高いので楽になる)で眠れぬ一夜を過ごした。

39度近くの熱も出るし咳で腹筋とかカラダ中バッキバキになるし「これずっとこのままだったら死ぬな」って思った

 

「気管支炎になってるね。悪化すると肺炎になるね」「なにそれこわい」

翌朝、奇跡的に治ったりなんかしてなかったので病院行った結果、気管支炎と診断された。

なんとなく気管支がエンッってなってる感じはわかったけど詳しくは知らなかったので聞いたところ

  • エンッではない
  • ウイルスや細菌などの感染症で、乾燥してるとなりやすい
  • すぐには治らず長引く、また一度なると慢性的になりやすい
  • 炎症が進むと肺炎になる場合もある
  • 可能なら安静にしたほうがいい
  • 乾燥してると咳が出やすくなるので湿度を保つようにしたほうがいい

といったことを教えてもらった。

肺炎とかいう響きだけで恐怖な言葉に戦慄しつつ、4種類ぐらいの薬を1週間分もらって帰宅

 

その後と現状

病院でもらった薬も特効薬というものではないため、しばらくは眠れぬ日々が続いた。

週一で経過を診てもらいつつ薬をもらい、咳がおさまったのは1ヶ月後ぐらい。

しばらくの間は運動できなかったが、1年経ったいまではそこそこできるぐらいまで回復した。

ただ、一度なった人は再発しやすいという恐怖と、もう再発したくないという思いから以前よりは激しい運動ができなくなったと感じている。

 

あと地味につらかったのは、カラいものやスっぱいものなど刺激的な食べ物がしばらく食べられなかったこと。

やめときゃいいのにどうしても食べたくて挑戦したら、もうむせるとかそういうレベルじゃなくて「ぶふぉぉあぁあっ」って爆発したからあきらめた

 

乾燥やノドの痛み対策

言っておくが、気管支炎の特効薬は無い

病院でもらった薬も「はい飲んだはい治ったー」みたいなことはなく、あくまで治すための増強剤的なもの。

なので、できることは事前に対策しておくこと。

とはいえ常日頃続けるというのはなかなか難しいので、まずは乾燥を感じてきたらでもいいと思う。

意識することが重要

 

口の中にうるおいを

ウイルスは乾燥した場所を好む。

口の中がカラッカラのパッサパサになっている状態には極力ならないよう努めることが大事。

こまめに水分補給したり、うがいしたりするという意識付けを行なうだけでもぜんぜん違うのでまずはここから

 

鼻と口を覆う布:マスク
マスク [DVD]

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間違えた。

 

(PM2.5対応)快適ガードさわやかマスク レギュラーサイズ 60枚入

(PM2.5対応)快適ガードさわやかマスク レギュラーサイズ 60枚入

 

これ、マスク必須。

マスクの種類自体は合う合わない人それぞれあるようなのでお好みなものをという感じだけど、寝るときも付けられるものがいい。

乾燥した口の中のウイルス繁殖率ハンパないから、あいつら凄いから。

マスク息苦しかったりして苦手って人もいるけど、というかその内のひとりだったけど、慣れればどうということはない。

ウイルスのやつらそういう油断してるところ一番好むから

 

ノドを癒やす魔法のキャンデー:はちみつ100%のキャンデー
扇雀飴  はちみつ100%のキャンデー  57g×6袋

扇雀飴 はちみつ100%のキャンデー 57g×6袋

 

いろいろノド飴を試したけどこれが最強だった。

名前のとおり100%はちみつで作られているこのキャンデー。

なめてるとなんかほあ~ってなってはちみつすげぇ~ってなる。

ノドに違和感を覚え始めたらとりあえずこれなめとけぐらいオススメする。

ノドだけじゃなく口内炎なったときとかも効くし、コンビニとかでも買えるので常備してる。

あと普通においしい。

ちなみに「はちみつとゆず100%」や「はちみつとりんご100%」といったバリエーションもある。

個人的な好みはなんかいちばんつよそうな、はちみつオンリー

 

ちょっと医薬品にも頼ってみる:ペラックT錠
【第3類医薬品】ペラックT錠 36錠

【第3類医薬品】ペラックT錠 36錠

 

あまり医薬品に頼り切りになっちゃうのもなぁとは思いつつ、病院の薬もらうまではこれを使っていた。

パッケージにでかでかと「のど」と書いている通り、のどに特化した医薬品。右から「どの」と読むわけではないので注意。

眠くならないし痛みは抑えられるので、痛みを感じ始めた程度ならこれでなんとかしてくれる。

第3類医薬品なので薬局でも陳列されてるものレジ持っていけばささっと買える

 

部屋を加湿する機械:象印 加湿器 スチーム式
象印 加湿器 スチーム式 加湿量480mL/h ベージュ EE-RL50-CA

象印 加湿器 スチーム式 加湿量480mL/h ベージュ EE-RL50-CA

 

加湿器について語ろうとするとそれだけで何記事も書けそうなんだけどとりあえず、買ったのはマホービンでお馴染み、象印のこれ。

(実際買った型番はEE-RJ。型番は変わっても性能はあまり変わらないようなので、買うなら安い型でいいんじゃないだろうか)

 

風呂場に行くと楽になるという経験から、部屋の加湿は大事だと身にしみた。

で、これ買う前は少しでも加湿しようとバスタオル濡らして干したりしてたけど、朝起きたらカッピカピに乾いてて乾燥のヤバさしか感じなかった。

何枚も干せば足りるらしいんだけど

「そんな濡れたタオル何枚も干せる場所ねーよ、現実的に考えて」

という思いで、加湿器購入を決意。

 

ここで

「加湿器って大きく分けて4種類あるけど(スチーム式、気化式、超音波式、ハイブリッド式)どれ選ぶよ」

という悩みが生まれたんだけど、こっちとしては

「もうあんな苦しい思いをするのはごめんだ!くもん式でも108式でもなんでもいいから一番効くヤツくれ!」

というパワー最上位思考だったのですんなり決まった。

色々特徴あるけど、ざっくり言うととにかく一番パワーあるのはスチーム式。

 

使ってみた効果としては、湿度が上がるのはもちろんだけど蒸気が目に見えて出るというのも良い。

バカみたいな話だけど、

ヒトが火を見て本能的に安心するように、気管支炎経験者は蒸気を見て安心する。

おまけに、お湯を沸かす方式なので室温も上がる。

よく「スチーム式は電気代がかかる」と言われるが、この効果で多少暖房代は抑えられる。

買う前はたしかにべらぼうに電気代上がったらどうしようと若干躊躇はしたものの、それでも苦しみから開放されたい思いのほうが強かったし、

実際の電気代もコスパに見合った許容範囲内だったので満足している

 

おわりに

気管支炎がマジでハンパなくつらかったのでそこに重点を置いて書いた。

ただ、触れなかったが、風邪やインフルエンザが冬に流行る原因も結局のところ

「寒くて乾燥しているところをウイルスが好むから」

であり、乾燥対策はこれらへの対策にもなる。

 

乾燥をなめてるとヤバい

ヒドいことになる前に対策とろう

言いたかったのは以上です