はいもしもし儚き命です!

はいもしもし儚き命です!

主に感想・考察・レビューを綴る徒然なる雑記

麻雀と競馬の共通点について

麻雀と競馬にはいくつか共通点があると感じる

"ギャンブル"という大きなくくりだけではなく、取り組む姿勢だったりその他もろもろ

 

それらの共通点はすべての勝負事に関して言えることかもしれないし、人生にもあてはめられることかもしれない

ただひとつ言えるのは、この気付きで得た知識は何かに取り組む上でとても重要だということ

 

という感じにだらだらと前置き書いているのもなんなので、だらだらと共通点をあげていく

 

 

運要素が強い

将棋やテニスなどでプロの人とハンデ無しで対戦して勝てる自信があると答えられる人は稀有だろう

経験者であるほど、その歴然とした差に"まぐれ"でも勝てるとは思わないはずである

 

一方、麻雀や競馬は運要素が強くプロ側も常勝とはいかない

ビギナーズラックで素人が勝つことさえできてしまう

 

多面待ちのリーチが追っかけのカンチャンリーチに負けることだって日常茶飯事だし

本命馬の前を走る馬が斜行して前が塞がり馬券が外れることもよくある

 

しかし、逆もまたしかりである

"運悪く"負けてしまうこともあれば"運良く"勝っていることも忘れてはいけない

運が悪いときだけ印象強く残ってしまうが、同等に運の恩恵を享受しているはずである

平等に訪れるからこそ"運"なのであり、そんなことはないと言い張るのなら日頃の行いを見直したほうがいい

 

運だけではない

運要素が強いのは確かである

それでも麻雀が強い人はいるし、競馬の年間収支を毎年プラスにしている人がいる

 

そういった"勝てる人"との差はどこで生まれるのか

「日頃の行いがすごくいいから」とか思ったピュアハートな人はそれをみならって善行に励んでください

 

仕切り直して、"勝てる人"との差とは

それは"運を手繰り寄せる力""運を使う力"である

なんだかオカルティックな言い回しになってしまったがそうではない

それぞれ説明していく

 

運を手繰り寄せる力

麻雀で勝つためには最低でもアガれる一歩手前のテンパイ状態まで持っていく必要がある

言い換えれば、手牌をテンパイ状態にできなければ勝つことはできない

(流し満貫や相手のチョンボによる罰符払いなどの例外は除く)

次に何をツモるかは運次第だが、牌効率や手牌・山読み、鳴き判断などは初心者と差が出てくるところである

つまり、最終的にアガリ牌をツモれるかどうかは運である一方、その状態まで持っていく過程は実力を伴う

 

競馬の予想も同様である

ヒモ荒れ予想をしたときは「なんか人気無いの突っ込んでこい」と運任せに手広く買う人も多いだろう

結果、固く収まってしまったり軸が外れてタテ目を食らったりする

この馬は馬券内に来る可能性が高い・よっぽどのことがない限り来ない、このレースは固そう荒れそうという予想精度や馬券の買い方に差が出てくる

好走率高い馬をしっかり軸にした上で高めを待てるかどうか

高いほうに転がるかは運である一方、転がったときにその馬券を買えているかは実力を伴う

 

まとめると

運を手繰り寄せる力とは、運を使える状態まで持っていく力であり、それには技術や知識、経験が重要となる

 

運を使う力

牌効率であったり軸馬予想であったりは割となんとかなるものである

運を使える、手が届くところまではすんなり行けてしまう

しかしそれでも勝てない

 

運が絡むゲームにおいて「ずっと俺のターン」はなり得ない

常に確度の高い選択ができていたとしても、確率の偏りにより我慢を強いられることなどしょっちゅうである

 

"勝てる人"は我慢のとき、耐え忍ぶのがとても上手い

そして訪れた運を使うタイミングを逃さない

これは勝負手の手牌だというときは降りずに戦うし、オッズが美味しいレースに全力でかける

 

まとめると

運を使う力とは、チャンスをしっかりと掴む力であり、ここぞというときに勝負に出られる力である

 

ダメなものはダメ

「この牌が通ればリーチできる」とか

「1,2番人気固そうだけどオッズ付かないし、この馬が来れば万馬券取れる」とか

夢を追うことは多いけど現実は甘くないことが多い

完璧に読み切れるものではないので、状況に応じてそういった勝負をする選択が正しい場合もある

ただここで言いたいのは正しいかどうかではなく、結果ダメなものはダメという無情な現実

惜しいもハズレも同じという悲しい現実

リアリストに徹してここは勝負しないと冷静に判断できるかも重要である

 

おわりに

どちらも人生を捧げるほどに取り組んでいるわけではなくあくまで趣味のひとつとして嗜んでいる

体力あれば延々とやっていられる麻雀も、様々なドラマが生まれる競馬も勝ち負け抜きにして楽しめる

それでもやるからには勝ちたいし、その思いが更なる情熱に繋がる

 

結果、知識や技術を身に着け雀力や予想力がアップした

おまけにメンタル部分も鍛えられ、麻雀や競馬以外の場面でも考え方が活かされている

 

こうして今日も麻雀や競馬に励み、

麻雀では4連続ラスを食らい、

競馬では2万負けた

 

来週までやらない

 

<参考文献>

勝ち続ける意志力 (小学館101新書)

勝ち続ける意志力 (小学館101新書)

 

回収率を上げる競馬脳の作り方 (扶桑社新書)

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